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航平くん、グラスゴーで6連覇!リオでオリンピックも2連覇だっ!!


by diamante18
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Kingdom of Heaven

会ってきましたよ、Orlando Bloom。
とっても素敵でした。キングダム・オブ・ヘブン
十字軍の遠征とか、詳しくは知らないというか、名前くらいしか知らない予備知識ゼロで行ったんやけど、理解に苦しむこともなかった。

トロイのときは、美しいだけで、ダメダメ王子だったオーリーだけど、今回は、民の心をしっかり掴む、王(いや、正式に言うと、王ではないんだろうけど)。
「完璧な騎士など誰も求めていない」
と言われるけれど、オーリー(バリアン)は父・ゴッドフリーの言葉を胸に、その誓いのために、“正義”のため、民のため、戦う。

ちょっと、最初の場面、なんでいきなり現れた父親についてくの~~って感はあったけど、まぁ、そんなこと、ストーリーをみてたら、どうでもよくなった。

父との別れ、苦難の旅、エルサレムでの生活、イベリンの地の開拓、エルサレム王からの召喚、王位継承拒否、イスラムとの戦い、和平。
素晴らしい映画だった。





イベリン卿として、継いだ土地は、水がなく、やせた不毛の地だったのに、彼の指導で、水が整備され、民と一緒になって働く姿。
エルサレム王から、王位継承を頼まれても、良心が咎める、と拒否する真摯な姿勢。
王の死、そして新王による、イスラムとの戦い。
多勢に無勢というほどの大軍が押し寄せているのに、逃げ遅れた民を救うため、戦う。
いよいよ、本戦というとき、何を準備しているのかと思ったけど、あの圧巻の戦闘シーン。
普通に戦っただけなら、絶対にもっと早く陥落していたであろうエルサレムを、死守した形となった。その戦法にも感嘆。あの準備は距離を測っていたのね。
ただ、投石器とか、門をつぶす柱とか、ロードオブザリングでもみたような光景だなぁって思った。あのときも、油を上からかけて、火をつければ、よかったのじゃないのか??
トロイのときの、ヘクトルの演説よりも、ロードオブザリングのセオデンやエオメルの言葉よりも、感動した。民を奮い立たせ、民の心をひとつにまとめるバリアン・・・・。

かっこよすぎます、オーリー。


とにかく、感動しすぎて、言葉では表せません。
本当にいい映画だった。
これほどまでに、感動したのは、“ブロウ”以来?

そして、考えさせられるものでもあった。
中東の戦いと和平。
十字軍から1000年が経った今も、エルサレムに、中東に、平和が訪れているとはいいがたい。
かつて、エルサレム王とイスラム王が和平を結んだように、今の世でも、和平を結ぶということはできないのだろうか??
by diamante18 | 2005-05-22 22:27 | 映画や音楽