モーリス・グリーン引退
2008年 02月 04日
Yahooに載っていたロイター通信さんの記事です。
陸上=100mの元世界記録保持者、M・グリーンが引退
寂しいな・・・
モーリスは、私が大好きだった選手の一人です。
何がどう好きとか、そういう説明はでけへんけど、多分、長居によく来てくれたというのも大きいと思う。
毎年見に行ってる陸上GPに、彼はよくきてくれた。
下にはりつけたプロフィールには2004年しかないのだけど、あたしの記憶では何度か彼の走りを見ているとおもう。
記憶にも記録にも残っている選手。
男子100mのヒーローって、よく代わる。
それだけ、激しい世界だということやけど、モーリスは、私の中では、かなり長い間、輝いていた選手だった。
そして、どうしても、黒人選手の顔の判別というのが、難しいのだけど、モーリスのことは、私はちゃんと顔を分かっていた。それだけ、トップで輝き続けていた証。
二つの世界陸上、そしてその間にあるオリンピックの3試合で金メダルをとっている。
そんな、私の大好きな選手が引退するというのはとても悲しいことだけれど、
タイソン・ゲイとアサファの戦いでしばらくは楽しめそうだから、
お疲れ様と、遠い日本からエールを送ります。
モーリス、数々の感動と興奮をありがとう。
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以下、ロイターさんの記事詳細とadidasのHPに載っていたプロフィール。
[北京 4日 ロイター] 陸上の男子100メートル元世界記録保持者で、五輪金メダリストでもある米国のモーリス・グリーン(33)が4日、引退を表明した。
グリーンは北京で記者団に「現役からの引退を正式に発表する」とコメント。「けがからの復帰でこれ以上、自分自身との精神的な戦いをできると思わない。ほかの誰かに輝いてもらいたい」と語った。
グリーンは2000年のシドニー五輪で金メダルを獲得。1999年の世界陸上セビリア大会では、史上初めて100メートルと200メートルの同一大会2冠を達成していた。
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以下はadidasのHPに載っていた、モーリスのプロフィール。
モーリス・グリーン
誕生日: 1974年7月23日
出身地: カンザス州カンザスシティ
居住地: カリフォルニア州グラナダヒルズ
国籍: アメリカ合衆国
身長: 175cm
体重: 79kg
競技: 短距離陸上選手 - 60m、100m、200m
自己最高記録 100m - 9.79秒(1999年)、200m - 19.86秒(1997年)、60m - 世界記録(室内)6.39秒(1998年、2001年)
バックグラウンド:
モーリス・グリーンは、陸上競技を心から愛するアスリートです。彼が愛してやまないのは、走ること、競争すること、世界中のファンたち、そして世界記録を破ること。走ることに対する情熱は、少年の頃からまったく変わっていません。高校や大学、プロの陸上大会に頻繁に出向き、有力ランナーたちの走りをチェックします。陸上競技に注ぐ情熱を他のランナーたちと分かち合い、求められればアドバイスもします。選手としてのキャリアが終わったら、コーチになりたいと考えています。
モーリスは、トレーニング パートナーのオリンピック銀メダリスト、アト・ボルドンとともに、ロサンゼルス地区で若者グループの指導にあたっています。競争主体のスポーツで、一歩先にスタートすることの大切さを知っているからです。
モーリス自身、小学校4年生の時に幸先のよいスタートを切りました。4年生を担当していたグループコーチの配慮により、5年生のシャトルレースに出場できました。モーリスは何度も楽勝し、ひとつ年上の競争相手も間単に負かしました。こうして、「もっと速くなりたい」という気持ちが芽生えます。
高校では、陸上トラックだけでなく、フットボール フィールドでも俊足ぶりを発揮しました。ちなみに、モーリスは、伝説のフットボール選手、ウォルター・ペイトンの大ファン。1993年には、カンザス州高校競技大会で、100mと200mの3度目のダブル優勝を決めました。
しかし、万事が順調に運んだわけではありません。1996年のオリンピック予選は予想外の結果に終わり、代表チーム入りを果たせませんでした。世界一になるための素質はあっても、スキルを磨くことが必要だと悟りました。モーリスは、行くべき場所を知っていました。有名な短距離コーチのジョン・スミス、そして世界一流のスプリンターであるジョン・ドラモンドとアト・ボルドンのもとでトレーニングをするため、ロサンゼルスに移りました。練習熱心なモーリスは、スミスが指導するトレーニングに全力を注ぎ、より強く、より速くなるための努力を怠りません。こうしてチャンピオンの座を勝ち取ったのです。
明るくて魅力的な性格と世界を震撼させるパフォーマンスで知られるモーリスは、世界中の人々を魅了してやみません。そして、応援してくれるファンへの感謝の気持ちを決して忘れません。
モーリスは、1999年世界陸上選手権セビリア大会で、初めて100mと200mのダブル優勝を果たした選手になりました。さらに、4x100mリレーに出場し、大会3つ目の金メダルを獲得しました。
「いつだって、もっと速く走れる」 - モーリスはそう信じています。
功績:
2004年 マウントサック 100m 優勝
国際グランプリ陸上大阪大会 100m 優勝
2003 ボストン室内陸上大会 60m 優勝
マウントサック 200mリレー 優勝
国際グランプリ陸上マルティニク大会 200m 優勝
ホームデポ招待大会 100m 優勝
クラシックグランプリ陸上オレゴン大会 100m 3位
スーパーグランプリ陸上ローザンヌ大会 100m 3位
ローマ陸上ゴールデンリーグ・ ゴールデンガラ 100m 3位
2002年 パロアルト全米陸上選手権(カリフォルニア州) 100m 金メダル
アテネ陸上グランプリ(ギリシャ) 100m 優勝
フランスガス公社パリ陸上(フランス) 100m 優勝
ローマ陸上ゴールデンガラ(イタリア) 100m 優勝
モナコ陸上ヘラクレス大会 100m 優勝
2001年 2001年全米室内陸上選手権 60m 優勝 -自己世界記録とタイ記録(6.39秒)
エドモントン世界陸上選手権(カナダ) 100m 金メダル
ペン・リレー 4x100mリレー、4x200mリレー 優勝
アテネ陸上グランプリ(ギリシャ) 100m 優勝
2000年 シドニーオリンピック(オーストラリア) 100m 金メダル
シドニーオリンピック(オーストラリア) 4x100mリレー 金メダル
全米オリンピック予選 100m 優勝
1999年 セビリア世界陸上選手権(スペイン) 100m 金メダル
セビリア世界陸上選手権(スペイン) 200m 金メダル
セビリア世界陸上選手権(スペイン) 4x100mリレー 金メダル
アテネ(ギリシャ)で100m世界記録樹立(9.79秒)
ロサンゼルス(米国)で室内50m世界タイ記録(5.56秒)
全米陸上選手権 200m 金メダル
前橋世界室内陸上選手権(日本) 60m 金メダル
ジェシー・オーエンズ賞受賞
100m・200mの両種目で世界・全米1位にランキング
1998年 マドリッド室内陸上大会(スペイン) 60m 世界記録
100m・10秒の壁を10回打破
100mで世界・全米1位にランキング
200mで世界3位、全米1位にランキング
1997年 全米陸上選手権 100m 金メダル
アテネ世界陸上選手権(ギリシャ) 100m 金メダル
100mで全米1位にランキング
100mで世界2位にランキング
1995年 全米陸上選手権 100m 銀メダル
陸上=100mの元世界記録保持者、M・グリーンが引退
寂しいな・・・
モーリスは、私が大好きだった選手の一人です。
何がどう好きとか、そういう説明はでけへんけど、多分、長居によく来てくれたというのも大きいと思う。
毎年見に行ってる陸上GPに、彼はよくきてくれた。
下にはりつけたプロフィールには2004年しかないのだけど、あたしの記憶では何度か彼の走りを見ているとおもう。
記憶にも記録にも残っている選手。
男子100mのヒーローって、よく代わる。
それだけ、激しい世界だということやけど、モーリスは、私の中では、かなり長い間、輝いていた選手だった。
そして、どうしても、黒人選手の顔の判別というのが、難しいのだけど、モーリスのことは、私はちゃんと顔を分かっていた。それだけ、トップで輝き続けていた証。
二つの世界陸上、そしてその間にあるオリンピックの3試合で金メダルをとっている。
そんな、私の大好きな選手が引退するというのはとても悲しいことだけれど、
タイソン・ゲイとアサファの戦いでしばらくは楽しめそうだから、
お疲れ様と、遠い日本からエールを送ります。
モーリス、数々の感動と興奮をありがとう。
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以下、ロイターさんの記事詳細とadidasのHPに載っていたプロフィール。
[北京 4日 ロイター] 陸上の男子100メートル元世界記録保持者で、五輪金メダリストでもある米国のモーリス・グリーン(33)が4日、引退を表明した。
グリーンは北京で記者団に「現役からの引退を正式に発表する」とコメント。「けがからの復帰でこれ以上、自分自身との精神的な戦いをできると思わない。ほかの誰かに輝いてもらいたい」と語った。
グリーンは2000年のシドニー五輪で金メダルを獲得。1999年の世界陸上セビリア大会では、史上初めて100メートルと200メートルの同一大会2冠を達成していた。
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以下はadidasのHPに載っていた、モーリスのプロフィール。
モーリス・グリーン
誕生日: 1974年7月23日
出身地: カンザス州カンザスシティ
居住地: カリフォルニア州グラナダヒルズ
国籍: アメリカ合衆国
身長: 175cm
体重: 79kg
競技: 短距離陸上選手 - 60m、100m、200m
自己最高記録 100m - 9.79秒(1999年)、200m - 19.86秒(1997年)、60m - 世界記録(室内)6.39秒(1998年、2001年)
バックグラウンド:
モーリス・グリーンは、陸上競技を心から愛するアスリートです。彼が愛してやまないのは、走ること、競争すること、世界中のファンたち、そして世界記録を破ること。走ることに対する情熱は、少年の頃からまったく変わっていません。高校や大学、プロの陸上大会に頻繁に出向き、有力ランナーたちの走りをチェックします。陸上競技に注ぐ情熱を他のランナーたちと分かち合い、求められればアドバイスもします。選手としてのキャリアが終わったら、コーチになりたいと考えています。
モーリスは、トレーニング パートナーのオリンピック銀メダリスト、アト・ボルドンとともに、ロサンゼルス地区で若者グループの指導にあたっています。競争主体のスポーツで、一歩先にスタートすることの大切さを知っているからです。
モーリス自身、小学校4年生の時に幸先のよいスタートを切りました。4年生を担当していたグループコーチの配慮により、5年生のシャトルレースに出場できました。モーリスは何度も楽勝し、ひとつ年上の競争相手も間単に負かしました。こうして、「もっと速くなりたい」という気持ちが芽生えます。
高校では、陸上トラックだけでなく、フットボール フィールドでも俊足ぶりを発揮しました。ちなみに、モーリスは、伝説のフットボール選手、ウォルター・ペイトンの大ファン。1993年には、カンザス州高校競技大会で、100mと200mの3度目のダブル優勝を決めました。
しかし、万事が順調に運んだわけではありません。1996年のオリンピック予選は予想外の結果に終わり、代表チーム入りを果たせませんでした。世界一になるための素質はあっても、スキルを磨くことが必要だと悟りました。モーリスは、行くべき場所を知っていました。有名な短距離コーチのジョン・スミス、そして世界一流のスプリンターであるジョン・ドラモンドとアト・ボルドンのもとでトレーニングをするため、ロサンゼルスに移りました。練習熱心なモーリスは、スミスが指導するトレーニングに全力を注ぎ、より強く、より速くなるための努力を怠りません。こうしてチャンピオンの座を勝ち取ったのです。
明るくて魅力的な性格と世界を震撼させるパフォーマンスで知られるモーリスは、世界中の人々を魅了してやみません。そして、応援してくれるファンへの感謝の気持ちを決して忘れません。
モーリスは、1999年世界陸上選手権セビリア大会で、初めて100mと200mのダブル優勝を果たした選手になりました。さらに、4x100mリレーに出場し、大会3つ目の金メダルを獲得しました。
「いつだって、もっと速く走れる」 - モーリスはそう信じています。
功績:
2004年 マウントサック 100m 優勝
国際グランプリ陸上大阪大会 100m 優勝
2003 ボストン室内陸上大会 60m 優勝
マウントサック 200mリレー 優勝
国際グランプリ陸上マルティニク大会 200m 優勝
ホームデポ招待大会 100m 優勝
クラシックグランプリ陸上オレゴン大会 100m 3位
スーパーグランプリ陸上ローザンヌ大会 100m 3位
ローマ陸上ゴールデンリーグ・ ゴールデンガラ 100m 3位
2002年 パロアルト全米陸上選手権(カリフォルニア州) 100m 金メダル
アテネ陸上グランプリ(ギリシャ) 100m 優勝
フランスガス公社パリ陸上(フランス) 100m 優勝
ローマ陸上ゴールデンガラ(イタリア) 100m 優勝
モナコ陸上ヘラクレス大会 100m 優勝
2001年 2001年全米室内陸上選手権 60m 優勝 -自己世界記録とタイ記録(6.39秒)
エドモントン世界陸上選手権(カナダ) 100m 金メダル
ペン・リレー 4x100mリレー、4x200mリレー 優勝
アテネ陸上グランプリ(ギリシャ) 100m 優勝
2000年 シドニーオリンピック(オーストラリア) 100m 金メダル
シドニーオリンピック(オーストラリア) 4x100mリレー 金メダル
全米オリンピック予選 100m 優勝
1999年 セビリア世界陸上選手権(スペイン) 100m 金メダル
セビリア世界陸上選手権(スペイン) 200m 金メダル
セビリア世界陸上選手権(スペイン) 4x100mリレー 金メダル
アテネ(ギリシャ)で100m世界記録樹立(9.79秒)
ロサンゼルス(米国)で室内50m世界タイ記録(5.56秒)
全米陸上選手権 200m 金メダル
前橋世界室内陸上選手権(日本) 60m 金メダル
ジェシー・オーエンズ賞受賞
100m・200mの両種目で世界・全米1位にランキング
1998年 マドリッド室内陸上大会(スペイン) 60m 世界記録
100m・10秒の壁を10回打破
100mで世界・全米1位にランキング
200mで世界3位、全米1位にランキング
1997年 全米陸上選手権 100m 金メダル
アテネ世界陸上選手権(ギリシャ) 100m 金メダル
100mで全米1位にランキング
100mで世界2位にランキング
1995年 全米陸上選手権 100m 銀メダル
by diamante18
| 2008-02-04 20:18
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